外壁塗装で悪徳業者を見分けられる?後悔しないための知識まとめ

最終更新 : 2022.06.14

外壁塗装は善良な業者だけではありません。ちょっと間違えると保証が使えないことも。相談前にしっかりチェックしておきましょう。

外壁塗装で悪徳業者を見分けられる?後悔しないための知識まとめ

悪徳業者が多い外壁塗装

生活消費センターには、全国からさまざまな被害情報や苦情が集まってきます。その中でも外壁塗装などに絡む被害は年間6,000件以上といわれています
利用者側の心理としては、仮に訪問販売だとしても適正な値段と工事が行われると信じてしまいます。そこに漬け込むのが悪徳業者の手口です。
外壁塗装で失敗しないようにするためには、「あなた自身の知識」が欠かせません。知識を持って、しっかりとした業者選びが必要になってきます。

外壁塗装における悪徳業者のポイント

悪徳業者を見抜くには、いくつかのポイントがあります。知識として持っているだけでも、被害を抑えられるものです。

施工の診断・説明があいまい

外壁塗装の診断は、専門業者としての知識を持っていればどこを見ればいいかわかっている為、診断に時間はかかりません短時間でも十分お見積り可能です。細かに見積もりを依頼した場合でも、測量にそこまで時間はかかりません。
ポイントは、点検個所と施工に対する説明です。専門業者なら、施工範囲を見抜き、どのような塗料を使うべきか、施工時のポイントも具体的に説明してくれるはずです。施工範囲も、明確に説明してもらえます。
理にかなった説明ができない、話に論理性がない会社は要注意です。

単価

単価にはある程度決まり事があります。標準単価と呼ばれる基準があるからです。そこから業者ごとに単価を設定するため、必ず説明には根拠があるはずです。
材料や工程にも、必ず単価が存在します。公表されている単価が存在しているため、調べればある程度はわかります。
こうした背景がある以上、外壁塗装工事を行うにあたり、何にいくらかかるのか説明があいまいで明確ではないなら、不信感が出てきますよね?専門業者ではない可能性もあります。 どんな質問でも明確に答えられるのは、専門業者なら単価の根拠がわかるからです。何にいくらかかるのか?その単価にも根拠があることを確認することが大事です。

値引き

外壁塗装の業界は激しい競争があります。いい塗料を使い、優れた技術なら、必然的に単価は高くなります。これは当然ですが、技術力だけでは競争に勝てない塗装会社もあります。ここで、値引きという選択肢が生まれます。ライバル企業よりも値引きしていくということですね。
時期によっても値引きは発生します。例えば外壁塗装は外仕事になるため、梅雨時期などはなかなか仕事が発生しにくくなるのです。また、決算期も値引きをしてくれることが多いでしょう。競争しても受注したい時期となるため、ある程度値引きすることは珍しくありません。
だからといって、いきなり半額にするようなことはありません。根拠もなく100万円単位で値引きすることもありません。こうした値引きには要注意です。
極端な話ですが、競争なら1円でも安くすればいいことです。大幅な値引きをすれば、施工業者にとってリスクしか生まれないのです。
つまり、値引きの理由が明確ではない場合、業者の言葉巧みな戦略に流される可能性があります。

塗装の工程や材料

外壁塗装の施工は、素人では分かりにくい部分があります。材料もなかなか判別はつかないでしょう。施工するときに3層にするとしても、その意味や内容を理解するのは簡単ではありません。
詐欺まがいな方法っですが、中身の入れ替えや薄めるという業者もあるんです。材料や施工の判別がつかない一般消費者の知識量をついた悪徳業者といえますね。
外壁塗装としてどのような塗料を使い、施工をするのか、明確に説明を求めることが大切です。安心できる施工業者なら、どのようなこともはっきりと答えを返せますし、安心するまで親身に答えてくれます。

書類

外壁塗装でもさまざまな書類を交わします。見積もりから始まり、契約書なども必要です。塗料に関する資料などもあるでしょう。
これらはどれも大事な書類で、正確な内容で作り、お互いを守る意味を持たせます。悪徳業者はこの隙間を縫ってくるのです。
消費者を守る正式な書類は、悪徳業者にとって邪魔でしかありません。そこで口頭で約束して施工してしまい、あとから請求書を送りつけてくるパターンがあります。書面を残さないことで、業者が有利になるようにつなげていくのです。
書類は大事なものですので、しっかりした施工業者はすべて説明して交わします。書類は大事な盾となるので、悪徳業者から自分や家族を守る為に必ずチェックして保管しましょう

悪徳業者の特徴と手口

外壁塗装の業界は悪徳業者がいっぱい。以下のような手口を見たら、注意しなければいけません。リスト化してあるので、もしも訪問販売で外壁塗装の話が出たらチェックしてみましょう。

販売以外の目的で訪問(営業)

・テレビのアンテナが曲がっている
・近隣でこんな家の被害があった

建物調査

・調査が3時間など無駄に長い
・正式な見積もりを依頼しても根拠のない見積り

見積もり

・内訳が一式だらけで細かな内容がわからない
・塗料の製品名や予定使用量もない※
・合理的説明が書かれていないか求めてもできない

商談・質問に対して

・回答があやふやで二転三転する
・不安にさせて、すぐにでもと契約を迫る
・断ろうとすると態度が急変
・理由のわからない値下げばかり提案

値引き

・半額などあまりに大きい
・100万円単位の値引き
・安くするから半額を前払いしてほしい

塗料の量は事前に確定できません。あくまで推測レベルです。劣化の状態等からどれだけ塗料を吸うかが目視だけでは判断できないんです。実際に施工をはじめて足りなかった場合、塗料を薄める業者もいるので注意が必要です。シンニッケンでは見積より多めに塗料を用意しています。万が一予定していた塗料を超えても万全な体制をとっているので安心してください

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外壁塗装で悪徳業者を回避するために

外壁塗装は重要な工事です。騙されたり勘違いしないためにポイントを解説します。

まずは国民生活センターで「外壁塗装」と検索

さまざまなトラブルが掲載されています。PDFで読むのも一苦労ですが、もし業者選定に不安を抱えているなら、どんなトラブルがあるかを検索することからスタートしましょう。

国民生活センター

大手企業

大手企業は、名前を聞いたことがあるはずです。そんな大手企業では、信頼を第一に考えています
もしもシンニッケンのような全国No.1の実績を売りにしている企業が、「品質が悪い」と悪評がたてば、それ以降は商売にならなくなります。経営として致命傷にもつながるでしょう。1回の利益よりも失うものが多すぎます。
もちろん、名前をかたる悪徳業者もいますが、ホームページなどで確認し、電話で問い合わせするなどすれば防げます。情報の確認ができるという点で、大手企業は安全性が高いのです。

訪問業者の話を鵜呑みにしない

悪徳業者のポイントは、騙すための話がうまいことです。いろいろといい話を展開しますが、実はメリットばかり話します。デメリットを話せば、否定されるからです。
外壁塗装は出費を伴います。家の周りに足場が組まれるなど、生活への影響もでるでしょう。こうした点もプロの観点から説明していくものです。どうして足場が必要なのか、なぜこういう価格になるか説明できないなら、ちょっと危険です。
大事なポイントは、「なぜ」という言葉です。訪問業者の言葉を鵜呑みにするのではなく、常に「なぜ」と問いかけてみましょう。大きな割引や行動を見ても、「なぜ」と思えば一呼吸おいて疑問が見えるのです。
悪徳業者は否定されたくないので自分のペースに持ち込もうとします。一方的な展開にならないようにも、しっかりとした説明を聞きましょう。

知人におすすめの業者を紹介してもらう

知っている人のどなたかに、外壁塗装業者を使った経験のある人もいるかもしれません。そういった経験者に業者を紹介してもらう方法は、悪徳業者につかまるリスクを大幅に下げます。
信頼できる方に紹介してもらえば、さらにリスクは下がるでしょう。利用した理由や状況も聞いてみると、確実な選択につながります。

ホームページで実績など情報の確認

実績は大事な裏付けです。確認方法はいろいろとありますが、ホームページは大事な手掛かりになるでしょう。
ホームページでは、業者側から必要な情報を提供してきます。もちろん、一方的な発信ですが、これまでの実績などが確認できれば、どのような施工をしてきたかわかるはずです。
そのほかにも取引先などの情報、経営理念的な部分もホームページには書かれています。情報確認だけではなく、連絡先もあるはずです。疑問点が残るなら、連絡を取ることをおすすめします。

外壁塗装で悪徳業者にあたったときはクーリングオフ

悪徳業者は回避するのが一番ですが、もしも被害にあったときにはクーリングオフという対抗策があります。このような方法があることを知っておくだけでも違いが出るでしょう。

訪問販売では、本来必要がない契約につながる可能性があります。説明不十分や強引に契約を迫られるケースがあるため、クーリングオフという制度があるのです
クーリングオフは、契約書を交わした日を含め8日間という期間設定があります。この期間中であれば無条件に契約を解除できる方法です。
クーリングオフは消費者を守るためのものです。もちろん、契約を解除しても損害賠償や違約金も発生しません。

クーリングオフは大変強力ですが、利用できる条件は絞られます。悪徳業者も理解しており、条件をかわそうとする点に注意が必要です。
・自分から依頼した場合
・相手の店舗で契約した場合
・正式な契約書を交わし期間を過ぎた場合
この条件を見るとわかるのは、クーリングオフはあくまでも訪問販売による場合に限ることです。自分から行動したときは対象となりません。それでも、訪問販売にはこうした対抗策があることを覚えておきましょう。

まとめ

外壁塗装に限らず、どんな業界でも獲得業者は存在します。大事なことは信頼できる業者に相談や依頼することで、安全かどうかの見極めることです。
知名度があることもひとつですし、情報開示している業者も対策につながります。これまでの実績も調べることで、悪徳業者を避けられるのです。
ほかにもいろいろなポイントがありますので、外壁塗装を考えているときの参考にしてください。

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