外壁塗装は絶対に必要か?判断基準やしない場合のデメリットを解説!
最終更新 : 2025.08.23
「外壁塗装って本当に必要なの?」と、疑問に思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
費用も必要なため、できれば先延ばしにしたい方も多いはずです。
本記事では外壁塗装が絶対に必要なのか、その判断基準や放置した場合のデメリットを分かりやすく解説します。

Contents
外壁塗装は絶対に必要か?
結論からいうと、外壁塗装は「絶対に必要」です。
外壁は、常に紫外線や雨風にさらされており、年月とともに劣化していきます。
そのまま放置することで防水性が失われ、雨漏りや構造材の腐食につながるでしょう。
外壁の劣化が、すなわち建物自体の寿命を縮めることにもなります。
外壁塗装を行うと、以下のメリットが得られます。
- 防水性・耐候性の回復
- 外壁材や内部構造の保護
- 美観の維持
- 資産価値の維持
特に防水性の確保は、大きな目的の一つです。
外壁は表面の塗膜によって水分を弾き、家を雨風から守っています。
塗装を怠ることでこの塗膜が剥がれ、建物全体に深刻な影響を与えるリスクがあります。
外壁塗装が必要だと判断する基準は?
外壁の状態を確認することで、塗装の必要性を判断できます。
以下の症状が見られる場合は、塗装を検討しましょう。
判断基準のリスト
- チョーキング(触ると白い粉がつく)
- 色褪せ(紫外線の影響で色が薄くなる)
- クラック(ひび割れ)
- コーキングのひび割れや縮み
- コケやカビの発生
- 塗装の剥がれ
これらは総じて、外壁がSOSを出しているサインです。
中でもチョーキングや色褪せは、比較的初期段階の症状です。
反対にクラックやコーキングの劣化は、放置すると建物内部に雨水が侵入する可能性が高い状態なので、早急に対処する必要があります。

関連記事:外壁塗装は何年ごとにやるべき?塗料や外壁材の種類ごとに解説
外壁塗装をしないとどうなる?デメリットを解説
外壁塗装を行わずに放置すると、劣化が進み、建物へのダメージが大きくなります。
以下の表では、築年数ごとの症状と、放置した場合のデメリットを整理しました。
築年数の目安 | 主な症状 | 原因・状態 | 放置のデメリット |
約5年~ | 防水機能低下・色あせ | 紫外線で塗膜が劣化し、防水性が落ちる | 見た目は大きく変わらないが、劣化が進みやすくなる |
約8年~ | コケ発生・コーキング痩せ | 防水性低下で湿気が溜まり、コケや藻が発生。目地材も紫外線で劣化 | クラック(ひび割れ)の原因になる |
約10年~ | クラック・外壁の反り・コーキングひび割れ | 吸水と乾燥の繰り返しで外壁が変形。コーキングも硬化 | 雨水侵入で劣化加速、割れの危険 |
約15年~ | 0.5mm以上の大きなひび割れ | 外壁材が割れ、雨水が防水シートに到達 | 防水シートの劣化が進み、補修費用が高くなる |
約20年~ | 雨漏り・コーキング脱落 | 防水シートや木材が腐食し始める | 外壁張り替え+下地交換が必要になるケースも |
約25年~ | シロアリ被害・耐震性低下 | 柱や土台が腐食し、構造材が弱る | 建物の安全性が大きく低下し、大規模修繕が必要 |
放置すると補修費用が高額になるほか、最悪の場合は外壁材や構造材ごと交換しなければなりません。
特に雨漏りやシロアリ被害にまで進行すると、家の寿命自体を縮めてしまいます。
そのため、外壁塗装は「ある程度の費用が発生しても、定期的に行った方がお得」といえるのです。

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外壁塗装をご検討されているならシンニッケンまでご相談ください!
「うちの外壁、そろそろ塗装が必要かも」と感じた方は、専門業者へ相談することが大切です。
シンニッケンでは、経験豊富なスタッフが現地調査からお見積り・施工まで一貫して対応しています。
- 現地調査・見積もり無料
- 豊富な施工実績で安心
- 建物の状態に合わせた最適な提案
外壁塗装は「まだ大丈夫」だと思っていても、知らないうちに劣化が進んでいることがあります。
少しでも気になる症状があれば、お気軽にシンニッケンまでご相談ください。

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まとめ
外壁塗装は見た目をきれいにするためだけでなく、建物を長持ちさせるために欠かせないメンテナンスです。
早めの対応で長期的な費用や労力を抑えられるため、不安を感じたときはすぐに専門業者へ相談しましょう。