シェアを増やしたガルバリウム屋根とは?~寿命やスレートとの違い~
最終更新 : 2023.09.07
屋根をみて、「うちの素材はこれだ」ってわかるでしょうか?外壁材だけでもわかりにくいのに、屋根の素材や違いは分かりにくいはずです。単純に瓦じゃないとわかっても、「これは何だろう」というのがたくさんあります。
屋根に使われている素材のなかで、ガルバリウム屋根と呼ばれるものが増えました。現在のシェアNo1であるガルバリウム鋼板を使ったもので、スレートとも違う素材です。
いろいろな素材が使われてきたなかで、なぜガルバリウム鋼板が屋根に使われてきたか、寿命としてみてもどのような違いがあるか知っておいたほうがいいでしょう。メンテナンスの時期にも関係するからです。
ガルバリウムとはなにか?
屋根というと瓦のイメージがあるのは、日本人の特徴です。瓦は日本独特の文化で、当たり前に使われていました。そのなかで現在多くのシェアを獲得しているのが、ガルバリウム鋼板の屋根です。
でも、ガルバリウムって何だと思いますか?名前だけでは想像つきませんよね。一般的にそこまで知られているほどの名称ではありません。
このガルバリウムとは、アルミニウム・亜鉛合金メッキのことです。アルミニウムと亜鉛の化合物で、純粋な亜鉛メッキではないところが重要なポイントです。この配合が屋根にピッタリなのです。
日本工業規格であるJISを見ると、「溶融55%アルミニウムー亜鉛合金メッキ」という規定があります。つまり、アルミニウム55%に対して、亜鉛とケイ素を混ぜて作る化合物なのです。
金属を腐食させる成分をガルバリウムメッキが強固に守り、高い防食性を発揮させるのがガルバリウム鋼板の特徴です。その寿命は、工業都市などでも25年以上保てた結果も出ています。それほど強固なメッキ層が作れる方法で、金属屋根として使われてきたのです。
ガルバリウム鋼板は、芯材に鉄を使いメッキしています。防食性の高さならステンレス鋼板ですが、ガルバリウム鋼板のほうが単価はずっと安いのです。これが屋根として普及のポイントになりました。
ガルバリウム鋼板が持つ特性
ガルバリウム鋼板は、芯材をさびから守ってくれます。この特性は他の防錆機能と少し違う犠牲防食と呼ばれる機能があるからです。
だれでも鉄はさびるものという認識があると思います。正しい知識ですが、ガルバリウム鋼板では鉄を守るというより、さびないようにメッキ自身が犠牲になるのです。
犠牲防食とは、鉄がさびるより先に溶け出して、時間を遅らせるという亜鉛の機能のことです。ガルバリウム鋼板の場合、純粋な亜鉛メッキ鋼板には劣りますが、高い犠牲防食機能を有することが大きなメリットとなりました。
もうひとつは不働態被膜です。これはステンレスがさびにくいという理由にもつながります。金属の表面に水分がつけばさびてきますよね?この表面を守るように薄い皮膜ができる現象のことを不働態被膜と呼ぶのです。
鉄には不働態被膜はできません。だからさびるのですが、アルミニウムが代わって不働態被膜を作ります。それも強力な皮膜を作るので、ガルバリウム鋼板は屋根に使ってもさびず、寿命が長くなるのです。
この2つの特性バランスが優れているからこそ、ガルバリウム鋼板は高い耐久性と耐用年数を発揮します。
アルミとの合金であることから、耐熱性にも優れています。屋根としては熱反射性能も大きな力になりました。一般的な亜鉛メッキ鋼板と比較して40%近い高い性能を持つこと、熱に換算すると350℃まで反射できる性能は、住環境で必要な性能をはるかに超えます。
ただし、薄い板状であることから、ガルバリウム鋼板単独では熱も音も伝わってしまうのが欠点です。
似たようなメッキ鋼板
実はガルバリウム鋼板だけが防食性を持ったものではありません。他にもさまざまな鋼板が開発され実用化されてきました。特に、ガルバリウム鋼板と同じ亜鉛メッキ系鋼板は様々なものが実用化されています。
一番近いものが電気亜鉛メッキ鋼板と溶融亜鉛メッキ鋼板でしょう。どちらも亜鉛メッキ鋼板で、さびにくく安価で使えるのはメリットです。屋根材としては総合的にガルバリウム鋼板のほうが優れています。
遊園亜鉛メッキに5%のアルミニウムを加えて作るのがガルタイト鋼板です。ガルファンと呼ばれているのも同じ鋼板になります。全体的な性能はガルバリウム鋼板が優れているものの、耐アルカリ性に関してはガルタイト鋼板のほうがはるかに高い性能を発揮します。
問題は性能だけではなく、黒変しやすいことも影響しました。美観を損ねやすい問題からも住環境ではあまり使われないのです。
ですが、トタンもメッキ鋼板です。亜鉛メッキのひとつですが、そこまで強固ではなく、さびが出やすいことでも知られてきました。これが金属屋根はさびると勘違いされやすいポイントともいえるでしょう。
勘違いされる人もいますが、トタンとガルバリウム鋼板は、まったく別のレベルの屋根です。
ガルバリウム屋根の構造と変化
ガルバリウム鋼板は、非常に高い遮熱性を持っているものの、屋根材としての断熱性や防音性は薄く作られるためそこまで高くありません。そこでガルバリウム屋根としては、断熱材を挟み一体化させて作られています。断熱材を挟んだことで、スレートなどほかの屋根材よりも高い性能を発揮したのです。
トタン屋根は、断熱材などを一体化させずにそのまま使われていました。金属屋根の音がうるさいと思われるのも、トタンのイメージを引きずっているからです。
総合的に見ると、遮熱性を持ち断熱性もあって、防音性能も向上しました。軽量で使いやすい屋根材となっただけではなく、犠牲防食の機能が生きていれば、耐久性として40年以上の寿命を持つこともあり得ます。それほど高性能な屋根材と変化していったのです。
ガルバリウム屋根のメリットとデメリット
ガルバリウム屋根を使った場合、さまざまな恩恵があります。ですが、逆にデメリットになる部分も出てくるのはほかの屋根材と変わりません。
メリット
軽量
ガルバリウム屋根の最大のメリットは軽量で強度がある点です。軽量であることは、さまざまなメリットを生み出します。特に耐震性の向上は、現代住宅に大きな影響を与える性能になるでしょう。
東日本大震災以来、耐震性の問題は大きな注目ポイントになってきたと思いませんか?ガルバリウム屋根が注目されるように変化したのも、軽量で高い耐震性に寄与できたからです。
ガルバリウム屋根の重量はスレートの1/3程度。軽量化が進んだ現在のスレートと比較しても格段に軽くなります。この軽さは、耐震性の向上に大きな影響を与えるのです。
屋根の重量による耐震性は、東日本大震災から注目が高まりました。ガルバリウム屋根は軽量な性能とともに鋼板の強度など強みを発揮し、現在の大きなシェアを獲得していくのです。
価格と耐久性や耐震性のバランス
ガルバリウム鋼板は、スレートよりも高価です。しかし、耐久性はスレートよりもはるかに高く、耐震性も向上しました。このバランスの良さは、スレートには全くないレベルの部分です。
防水性
金属屋根として、水分は吸収しません。吸湿もしないところはスレートとの大きな違いです。表面で流していくため、高い防水性を示します。
ガルバリウム鋼板は、メッキの性能によりさびも抑制することから寿命も長く、非常に有効な防水性を示し続けるのです。
自由度の高さ
スレートはセメントと繊維の化合物で形状を変えにくい問題があります。瓦でも変わりません。金属屋根の場合、加工しやすい特徴があります。
たとえば曲げる必要がある場合、折れずに折り曲げられるのは金属だからです。ガルバリウムメッキは曲げにも対応できる柔らかさがあるため、損傷しにくいところも自由度の高さを支えています。
デメリット
金属であることのさび
ガルバリウム鋼板も芯材は鉄です。メッキがはがれることがあれば、そこからさびるリスクが発生します。これは鋼板である以上避けられません。
大事なポイントは、傷を付けないこと、ついた部分はできるだけ早く補修すること、正しい施工方法を取ることが必要です。特に必要な手順を守らないと、思わぬことでさびる可能性が出てきます。
低い断熱性と遮音性
ガルバリウム鋼板をそのまま屋根材にすると、薄く軽い素材が逆に断熱性と遮音性を下げます。これはメリットの裏返しにあるデメリットになるのです。
現在のガルバリウム屋根は、断熱材と一体化されたものが基本となりました。厚みが遮音性も高めるため進化してきているといえるでしょう。
強風でのリスク
薄さと軽さ、加工のしやすさを逆手に取ると、強風を受けたときに変形しやすい問題につながります。施工の問題にもつながりますが、しっかりと固定されていないとはがれて飛散するリスクはなくなりません。状態の悪化による被害にもつながるため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせないでしょう。
アルカリ性に弱い
耐酸性を持つガルバリウムメッキですが、アルカリ性には弱い特性が出てきます。
酸性雨が増えてきている現状から見ると問題ありませんが、枯葉が積もりやすい状況などはリスクにつながる可能性があります。
木酢液ってありますよね。天然の肥料で殺虫作用もあるのですが、実はアルカリ性物質なのです。時間とともに屋根でできあがるので、定期的に枯れ葉などは排除しなければいけません。
スレート屋根との比較
ガルバリウム屋根は、いろいろなメリットがありますが、スレート屋根と比べるとどうなんだろうと思いませんか?スレート屋根に重ね張りといった選択肢も出てくるのですから、特徴を知っておくといいでしょう。
スレートに関する情報はこちらで。
※別途記事 制作中
スレートの一種であるコロニアルに関する情報はこちらにまとめてあります。
※別途記事 制作中
ガリバリウム屋根とスレート屋根を比較したときに、もっとも異なるのは重量です。スレート屋根の1/3という軽量な性能は、耐震性に大きな影響を与えるからです。東日本大震災以来、大事なポイントになったので注目しておくべきでしょう。
加工のしやすさの違いもあります。スレート屋根は形状が複雑になると、加工しにくい性質がデメリットになるのです。金属屋根の加工のしやすさ、ガルバリウムメッキの柔らかさは比較のポイントになります。
費用対効果の問題もあるでしょう。スレート屋根のほうが安価ですが、性能のメリットを考えればガルバリウム屋根のほうが上です。バランスの良さがありますが、建てられる環境によっても違いが出ます。寿命の部分でも費用対効果を比較しておくべきです。
シェアを独占した理由
現在の屋根材のシェアはガルバリウム鋼板が独占しています。なぜここまでシェアを逆転させたのでしょうか。
そもそもシェアを持っていたのは瓦でした。日本建築の基本的な部分です。
これが、もっと安価で施工性のいいスレートの登場で変化しました。成長期に入り、大量に生産できたスレートは、施工の単純さからも一気にシェアを獲得します。
ところがここで問題が発生しました。スレートはセメントと繊維の化合物です。この繊維にはアスベストが使われていました。今では健康被害が発生する発がん性物質であると理解されていますが、当時は高強度を作り出せる便利な石綿という認識だったのです。
アスベストの問題が取り上げられるようになると、スレートは一気にシェアを失います。既存のスレートも廃棄しなければいけなかったからです。目に見えないレベルで飛散するアスベストは、それだけで恐怖の対象となりました。
アスベスト問題から、瓦が再び注目されます。ガルバリウム鋼板もありましたが、トタンと同じようなものという認識が普及を邪魔したのです。
ここで再び日本社会をひっくり返す問題が発生します。それが東日本大震災でした。社会を破壊するほどの大地震は、耐震性の注目度の上昇につながったのです。
瓦は、重くて重心が高いトップヘビーになりやすいという点から、耐震性に問題がありました。そこで、アスベストを使わない新しいスレートに注目が移ります。このスレートが第二世代と呼ばれる製品群でしたが、耐久性に難があり寿命が短かったのです。
ここでガルバリウム鋼板が注目され始めます。軽量で寿命が長いというところが、第二世代のスレートの欠点をカバーできたからです。ガルバリウム鋼板はスレートよりも値段が高かったものの、バランスが優れています。このメリットが認知され、シェアを獲得していくのです。
スレートは第三世代となり、強度もアスベストを使ったころと変わらなくなりました。軽量化も進みましたが、ガルバリウム鋼板に獲得されたシェアをひっくり返すことができていません。
ガルバリウム屋根の縦葺きと横葺き
ガルバリウム鋼板は、長尺のものがほとんどです。使いかたによって縦葺きと横葺きになります。この使いかたの違いも見ていきましょう。
新築に多い縦葺き
新築では縦に使った縦葺きが多くなります。屋根の傾きに合わせた施工方法ですが、軒先に向けて1枚で仕上げることもあるほど長尺を生かした方法です。シンプルな屋根構造にぴったりで、施工も短時間で済みます。
リフォームに多い横葺き
傾きと交差させる横葺きは、リフォームに多くみられる方法です。理由は、横葺きのほうが複雑な屋根のデザインに対応しやすいことがあげられます。
日本の住宅はシンプルなデザインが主流でした。しかし、時代とともに複雑な形状が増えてきており、縦葺きで対応しにくくなったのです。縦葺きだと一定の長さで施工する形状が向いており、どうしても手間が増えてしまいます。
横葺きでも長尺を生かした方法がありますが、どちらかといえばリフォームした後のほうが使われる傾向が強いでしょう。
ガルバリウム鋼板がさびる理由
ガルバリウム鋼板は、高い防食性を持ちさびにくい屋根材です。寿命の長さにもつながっていますが、芯材が鉄である以上さびないわけではありません。
では、なぜさびるのでしょうか。理由を知っておけば、寿命をのばすメンテナンスのポイントにもつながりますよ。
留め具
ガルバリウム鋼板を屋根に使う場合、固定しなければいけません。この留め具の処理が問題です。
留め具は釘かビスで、さびにくい素材を使っています。しかし、ガルバリウム鋼板に傷をつけるのも事実。メッキのはがれによるさびの発生は、大きな問題点です。
沿岸部
さびと切り離せないのが、沿岸部で起きる塩害です。鉄は塩水によってさびることはよく知られているでしょう。沿岸部では、風にも塩分が含まれるため、どうしてもさびやすいのです。
似たような環境に工場の近くがあります。炭酸ガスの影響を受けるとさびやすくなるからです。
寿命
ガルバリウム鋼板は、メッキによってさびに対する耐性を持たせます。犠牲防食もご説明しましたが、いずれは限界が来るのです。一般的に寿命は40年近くあるといわれますが、メンテナンスなしで寿命をのばせるわけではありません。過度に恐れる必要はないものの、メンテナンスをしたほうが安全であることに変わりはないでしょう。
エスジーエル鋼板と石粒付き鋼板
ガルバリウム鋼板は、高い性能を持っていることは確かです。屋根材としても高性能でシェアを広げました。ですが、どんなものでも進化しています。ガルバリウム鋼板も新たな製品が生み出されました。
金属屋根としてエスジーエル鋼板の名前を聞いたことがあるでしょうか。ガルバリウム鋼板の進化発展形で、マグネシウムを添加して作られています。ZAM鋼板などと呼ばれているのも同じです。ガルバリウム鋼板の3倍以上の耐食性を持っており、船舶にも利用が進んでいます。
ガルバリウム鋼板の派生型として、石粒付き鋼板もあります。ガルバリウム鋼板をベースに石粒を付着させました。いろいろな素材が使われており、屋根のすべり止めに役立ちます。一般的な地域では工事が安全にできるというレベルですが、積雪地域では雪止めがいらない構造です。施工も単純化されていることから、さまざまな施工会社が扱うようになりました。
問題は国産品がないこと。ほぼ輸入品となるため、品質に疑問があるなら避けたほうがいいでしょう。
ガルバリウム屋根の寿命とメンテナンス
ガルバリウム鋼板もいずれ寿命を迎えます。大事なことは、メンテナンスで寿命をのばすことでしょう。葺き替えとなれば、かなりのお金がかかるからです。
具体的なメンテナンス方法をご紹介します。
定期的な散水
ガルバリウム鋼板の天敵はアルカリ性です。メッキが侵食されるからです。つまり、ガルバリウム鋼板の表面に異物が付着し続けないようにするのがポイントになるでしょう。
ここで大事なことが散水です。水で流してしまえば、メッキの力を発揮できます。ただし、頻繁に高圧洗浄機などを使うのは、メッキ表面を傷つけるため注意が必要です。
なかなか雨が当たらない場所も、定期的に散水して洗浄すると寿命をのばせます。雨が当たらないと、汚れも落とせないからです。酸性に強いガルバリウム鋼板ですので、どんどん雨が当たるほうが需要をのばせます。 一般の地域なら1年に1回、沿岸部なら3か月に1回程度で散水するといいでしょう。
再塗装
ガルバリウム鋼板は、さびた部分もある程度カバーできます。これはメッキの塗膜の力で、小さな傷程度なら問題ありません。しかし、範囲が大きくなると、メッキの力が及ばなくなるのが問題です。
メンテナンスとして再塗装が必要な時期もやってきます。特に色褪せが目立ち始めたころには、再塗装を検討すべきです。
再塗装の時期は、大体15年前後が目安といわれます。環境によって違いますが、10年目ぐらいから様子を見た方がいいでしょう。
ガルバリウム鋼板の再塗装は非常に難易度の高い施工です。メッキによって表面は平滑で、塗料が乗らないからです。専用の下地塗料を使うなど、難易度が上がります。
シンニッケンでは、ガルバリウム屋根の再塗装もおこなっています。現在の状況も把握するのは難しいですよね。屋根に上がるのも危険性が高いため、シンニッケンの無料点検を利用してはいかがでしょうか。
カバー工法
ガルバリウム屋根の上にさらにカバーするような屋根を付ける方法です。
この工法のメリットは、はがして処分しないで済むところにあります。既存の野地板が劣化していないことが条件ですが、ガルバリウム屋根の傷みが進行している場合には検討したほうがいいでしょう。
葺き替えに比べて費用はかなり抑えられますし、工期も短くて済むのがメリットです。半面、重量が上がるため、耐震性は下がります。
葺き替え
野地板まで傷みが進んでいるケースなどは、葺き替えが必要です。撤去して新しくするため、いろいろな部分のメンテナンスも同時にできます。大規模になるため、時期や施工業者の選定も必要ですが、新しくすることのメリットは大きいといえるでしょう。
ただし、施工費用は大きく、既存のガルバリウム鋼板の処分費などもかかります。
まとめ
ガルバリウム屋根は、これまでのスレートに比べてメリットが大きく、シェアを拡大してきました。価格に比べて、性能が高く、コストパフォーマンスに優れていたことも大きかったでしょう。
メンテナンスの手間も少なくて済みますが、まったくないわけではありません。散水や点検なども重要です。安心していると、さびが侵食して劣化が進むこともあります。飛来したもので大きくへこみ、ダメージを受けているケースもあるからです。 メンテナンス方法もいろいろありますが、まずはシンニッケンの無料点検はいかがでしょうか。再塗装の時期などもすぐにわかりますし、屋根に上がらずに済むので安全ですよ