まるで新築!一軒家の外壁の色の選び方と組み合わせ方のコツを解説!
最終更新 : 2025.08.24
一軒家の外壁塗装は、住まいの印象を大きく変える大切な工事です。
本記事では家の印象を変えたい方や劣化した外壁をカバーしたい方に向け、色の選び方やおすすめの組み合わせ・注意が必要な色などを分かりやすくご紹介します。

Contents
一軒家での外壁の色の選び方のコツ!
まずは、一軒家での外壁塗装において、建物に合う色選びのコツをご紹介します。
汚れが目立ちにくい色を選ぶ
外壁は、常に雨風や砂ぼこりにさらされています。
白や黒は汚れがハッキリと分かってしまいますが、グレーやベージュといった中間色は、長期間汚れが目立ちにくくおすすめです。
白・黒・原色は慎重に選ぶ
白や黒、鮮やかな原色などは、汚れや色褪せが目立ちやすいため注意が必要です。
メイン使いは避け、アクセントとして配置すると失敗しにくくなります。
大きな見本で確認する
見本として用意された小さなサンプルだけで判断すると、実際に塗ったとき印象が異なることがあります。
できるだけ大きな見本を用意してもらったり、壁と同じ素材に塗ったりして確認することが大切です。
天候や時間帯を変えて確認する
同じ色であっても、晴れの日とくもりの日や、朝と夕方で見え方が変わります。
太陽の当たり方やほかの建物の影を考慮し、異なる環境で確認する必要があります。
周囲や屋根との調和を意識する
外壁は住宅単体だけでなく、屋根や玄関ドア・近隣の家とのバランスも重要です。
景観に馴染む色を選ぶことで、より自然で美しい仕上がりになります。

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外壁の色|おすすめの組み合わせパターン5選
外壁は単色だけでなく、ベース・アソート・アクセントの3色を組み合わせることで、立体感やデザイン性を高められます。
ここでは、3色の組み合わせでおすすめなものを5色ご紹介します。
ベージュ × ブラウン × ホワイト
ベースにベージュを使うことで柔らかい印象に整え、さらに、ブラウンのアソートで落ち着きと重厚感が加わります。
窓枠やドアなどはホワイトで清潔感をプラスすると、どの地域でもなじむ配色に仕上がります。
経年劣化や汚れが目立ちにくく、生涯で外壁塗装にかかる費用を抑えたい方にもおすすめです。
ホワイト × グレー × ブラック
ホワイトを基調にグレーをプラスすることで、都会的な雰囲気に仕上がります。
アクセントにはブラックを加えることで、外観が引き締まり、モダンな印象に仕上がります。
シンプルながらも高級感のある組み合わせで、周りの雰囲気にも合いやすいでしょう。
ライトグレー × ダークグレー × ウッド調
ライトグレーをベースにすると、柔らかさを保ちつつ、汚れの目立たないスタイリッシュな印象に仕上がります。
ここにダークグレーをプラスすると、グレー同士の明暗がオシャレで奥行きをもたせられるでしょう。
玄関やバルコニーはナチュラルなウッド調を選び、無機質になりすぎず、まとまりのある雰囲気に。
アイボリー × グリーン × ブラウン
やさしくあたたかいアイボリーをベースに、ナチュラルなグリーンが癒しの雰囲気を醸し出します。
玄関ドアや屋根は濃いめのブラウンで、全体を引き締めるのがおすすめです。
自然ゆたかな印象になり、木々の緑や花々の色合いとも調和しやすくなります。
クリーム × レンガ調 × ホワイト
明るく柔らかい印象のクリーム色に立体感のあるレンガ調のアソートをプラスすると、ぼんやりしがちなベースを引き締めるよいアクセントになります。
窓枠や破風板はホワイトを合わせ、欧風チックな今時の印象に仕上げましょう。

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一軒家の外壁塗装で高級感が出せる色の系統5選!
外壁塗装で高級感を出したい場合は、色選びが重要なポイントとなります。
以下に挙げたカラー系統は特に人気があり、それぞれ異なる魅力があります。
高級感が出せる色の系統
色の系統 | 理由 |
ブラック | 重厚感・引き締まった印象 |
ダークブラウン | 温かみ・格調高い雰囲気 |
グレー系 (チャコール・グレージュ) | 洗練された都会的な印象・調和しやすい |
アイボリーなどクリーム系 | 優しい明るさ・柔らかな上品さ |
グレージュ | 高級感あり・長く好まれる色 |
ブラック(黒)

黒は高級感の象徴的な色であり、重厚で引き締まった印象を与えてくれます。
黒一色になると、日差しを吸収し室温が上がりやすくなったり、経年劣化での色褪せが目立ったりする可能性があるため、他の色と組み合わせて使うことをおすすめします。
施工事例:杵島郡白石町N様
ダークブラウン/ブラウン系

木の質感や落ち着きを感じさせ、格調高い雰囲気を演出できます。
あたたかみのある印象もあり、ナチュラルな景観との調和がしやすい点も魅力的です。
施工事例:熊本市K様
グレー系(チャコールグレー・グレージュ・中間色)

都会的で上品な印象を与えるグレー系。
濃いグレーは重厚感を、ライトグレーは上品で調和しやすい雰囲気に仕上がります。
幅広い住宅スタイルに合わせやすく、万能なカラーとしても人気を集めています。
施工事例:山形市T様
アイボリー/クリーム系(やや黄色がかった白)

アイボリーやクリーム系は、あたたかみのある明るさと上品さ・やわらかな高級感を演出してくれます。
明るいホワイトに比べて汚れが目立ちにくいほか、落ち着きある雰囲気を出したい方にもおすすめです。
施工事例:栗東市Y様
グレージュ(グレー+ベージュの中間色)

グレーの洗練された印象と、ベージュの柔らかさを兼ね備えた万能色「グレージュ」。
調和力と高級感を併せ持つため、流行に左右されにくく、長く愛されるカラーです。
施工事例:那須郡那須町Y様
一軒家の外壁塗装で注意が必要な色3選
おすすめのカラーがある一方、使用する際には注意が必要となるカラーも存在します。
注意した方が良い色 | 理由 |
純白(真っ白) ※白一色のみ | ・汚れやカビ・コケが目立つ ・こまめなメンテナンスが必要。 ・日差しの反射が強いため、周囲への影響が出る可能性あり。 |
真っ黒(漆黒) ※黒一色のみ | ・夏、熱を吸収しやすく、室温が上がる原因に。 ・経年劣化で色あせや白っぽいチョーキングが目立ってしまう。 |
原色 ※鮮やかな赤・青・黄色など | ・退色(色あせ)が早い ・時間が経つとムラやくすみが目立つ。 ・周囲の景観や他の家との調和を乱しやすい。 |
強い印象を与えるカラーは、魅力的な一方、長期的に見るとメンテナンスや景観との調和に課題が出やすい点に注意が必要です。
関連記事:外壁塗装は何年ごとにやるべき?塗料や外壁材の種類ごとに解説

一軒家の外壁の色選びには無料のカラーシミュレーションをご活用ください
「実際に塗ったときの仕上がりが不安」と感じる方は、カラーシミュレーションを活用するのがおすすめです。
シンニッケンの無料カラーシミュレーションなら、豊富なバリエーションの中から、自分の家にある色を確認できます。
外壁は上部・下部に分けられるほか、屋根の色まで指定できるため、組み合わせによる印象の違いをはっきりとイメージしていただけます。
また、シンニッケンでは24時間受付中の無料お見積りや、電話で詳しく相談したい方のための窓口も設けています。
ご自宅の色選びに迷ったときは、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ
外壁の色選びは、家の印象や住み心地を左右する大きなポイントです。
汚れにくさや調和性を意識しつつ、自分や家族の好みに合った色を選ぶことが重要です。
外壁の色選びにお悩みの方は、ぜひシンニッケンのカラーシミュレーションをご活用ください。