サイディング外壁の総合ガイド

最終更新 : 2023.08.18

住宅外壁として浸透してきたのがサイディングです。住宅の外面として非常に大事な建材で、板状に作られています。住宅外壁として使われるからこそ、メンテナンスも含めて知っておくといいことがたくさんあります。

 サイディング外壁の総合ガイド

でも、サイディングといわれて、これ!とわかる人は少ないですよね。

壁!って思うぐらいで、サイディングとは何のことだろうと思いますよね。でも、なかなか聞けない話です。安心して生活をつづけるためにも、サイディングと外壁塗装が大切ですが、必要な理由もわかりにくいでしょう。

今回は、「サイディング外壁とは何か」という基本的なところからスタートし、DIYでメンテナンスできるのかというところまで掘り下げていこうと思います。

サイディング外壁の種類と特徴

そもそもサイディング外壁とは何でしょうか?ここがスタート地点です。

壁ということはわかっても、それ以上のことはなかなかわからないと思いませんか?

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そこで、サイディング外壁の種類と特性から掘り下げていきましょう。

窯業系サイディング

外壁材としてのサイディングのなかでも、最も多く販売され施工されたのが窯業系です。

窯業系という言葉を分解すると、窯で作るものという意味になりますよね。つまり、工場にある窯を使って生成される壁材です。素材の名前ではないところが、窯業系のポイントになるでしょう。

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では窯業系とはどんな素材でしょうか。ここが窯業系サイディングの重要ポイントです。

サイディングとは工場で生産される壁材をさしています。工場の中で管理されているので、現地で施工するより品質を管理しやすい特徴があります。窯業系はセメント質原料、繊維質原料を使い、混合合成材として作られてきたのが窯業系サイディングなのです。

窯業系は原材料を混ぜて窯で焼成して作ることで、高強度で耐久性が高く、しなやかな板材になります。工場で生産し、型に入れて作ることで、デザインも同じようなものを複数生産できるのです。安定したデザイン性の高さも、管理下で生産しているからできるものといえるでしょう。

また、窯で焼成するため耐火性に優れています。管理下によって生産されて強度が高いことから、耐震性の高い外壁材としても使われてきました。もちろん、密度を高くして生産できるため、風にも強さを発揮します。外壁塗装やつなぎ目のシーリング施工で防水性能を高め、雨水の侵入も許しません。さらに工場生産によって製品誤差を抑えているからこそ、多くの住宅で使われるようになりました。

金属系サイディング

金属系サイディングは名前の通り、素材に金属を使っていて、窯業系サイディングの次にシェアを獲得してきました。窯業系と違いを見ていきましょう。

窯業系と同様に工場で加工して使われる外壁材ですが、窯業系に比べて重量が軽く薄く作れます。家というひとつの構造体で見たときに、重量を軽くできることも大きなメリットになるでしょう。重くなると、芯となっている構造体に負担がかかりやすいからです。耐震性も重量が軽いほど高まります。

ただし、金属であるがゆえにさびの問題を抱えます。熱を伝えやすいこともメリットでありデメリットになってしまうのが金属系の問題です。そこで、裏側には断熱材を使い、金属表面には塗装で塗膜を作ります。これによって、さびにくく熱も伝えにくい外壁になるわけです。

もしも外壁塗装が劣化すれば、さびる可能性が出てくるのですから、メンテナンスは欠かせない外壁材といえます。

木質系サイディング

材料を木質系にした外壁材が木質系サイディングです。シェアで見ると全体の1%ほどで非常にまれですが、日本らしい味わい深さがあります。

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基本的に無垢材を使い、表面を加工して作りだされる外壁材です。無垢のままでは風雨に弱く、耐火性もありません。劣化も激しいことから、加工して作るのが木質系サイディングで、集成材のように複数の素材を合わせて作ったものは少数です。加工したことで、燃えやすいなどのデメリットは感じなくなりました。

木質系の良さはなんといってもぬくもりです。

日本人にとって木造の良さってありますよね。外壁でも古さがありながら、最新技術を使って建てられるのが木質系サイディングの良さとなりました。他のサイディングでも木目調などの加工がありますが、本物の木材のぬくもりとはやはり違います。

たくさんのメリットがある一方で、デメリットも残ります。最大のデメリットは、他のサイディング外壁よりも耐久性が低い点にあるでしょう。窯業系や金属系などのように工場で同一の品質を目指して生産されるわけではありません。自然の材木を加工するからこそ、耐久性にも限界があるからです。

難燃性を高めてきてはいても、消防法で使えない地域もあるのはデメリットです。どんなに加工しても木材としての限界といえます。

樹脂系サイディング

木質系サイディングは日本独自の企業が多いのが特徴ですが、こちらの樹脂系サイディングは北米を中心に使われてきたサイディングで国内のシェアは1%程度しかありません。木質系サイディングと同じぐらいですが、いかに窯業系や金属系のシェアが大きいかがわかります。

樹脂系サイディングの特徴は、メンテナンスの少なさでしょう。非常に軽く薄く作れる樹脂系サイディングは、外壁塗装もほぼ使わないで済みます。樹脂自体に色を付けられることもありますが、サイディングを守る機能が必要ないからです。塩化ビニルなど塗装しにくい素材が使われていることもありますが、樹脂のため錆びたり雨水が浸透したりしません

また、樹脂系サイディングは非常に軽量です。金属よりさらに軽量で、強度もあります。塩害や冷害にも強く、沿岸地域や寒冷地でも耐久性に不安を抱えにくいのが特徴です。耐震性の部分でも軽量なことは大きなメリットをもたらします。ライフサイクルも非常に長く、安定して使えるのは大きなメリットです。

デメリットは、日本で取り扱っている企業が限られているという点でしょう。国内で生産している企業もほんのわずかで、基本は北米やカナダからの輸入に頼らなければならず、材料をそろえるまで時間がかかります。

施工できる業者が育っていない現状も問題です。施工業者が少ないため、樹脂系サイディング自体を選択肢に入れていないハウスメーカーなども多くあります。知名度も高いとはいえないことからも、知らなかったという人も多いでしょう。ライフサイクルも長くメリットはあるものの、今後に期待といったところでしょうか。

サイディングのメリット・デメリットと各メーカーの特徴

サイディングにはメリットもあればデメリットもあります。言い方を変えれば、一長一短があるからこそ、自分達の目指す方向にぴったりとあったものを選ぶのが大切です。

メーカーの特色も含め、どのような会社があり商品があるか見ていきましょう。

窯業系

窯業系サイディングとは、工場で生産される外壁材の中でも、窯を使って焼成しているのが特徴です。セメントや繊維、添加剤を管理された状況の中で混ぜて型に入れて作るため、品質が均等に仕上がるという特徴を持っています。工場で作って現場で取り付けることから、製作する納期は工事の工期に影響しません。

サイディングといえば窯業系といわれるほど、大きなシェアを持っているのも特徴です。そのシェアは実に70%以上になるといわれ、ほとんどの住宅が窯業系サイディングを使っています。それほど一般化した壁材で、どんどん進化してきました。強度も高くなり、重量も少なくなってきたことが、さらなる使いやすさにつながっています。施工業者もたくさんあるので、選択に困ることはありませんよね。

しかし、欠点がないわけではありません。特に問題なのは防水性がない点でしょう。

雨が降ったら外壁に伝わります。直接雨が当たることもあるでしょう。雨水を吸収してしまうと、徐々に室内に入り込んでいきます。もちろん雨漏りにつながりますし、結露やカビの原因にもなります。外壁塗装が必須なのも、防水性を持たせなければいけないからなのです。

窯業系は一般的に重いサイディング外壁として認識されており、この重量が耐震性を悪化させます。躯体にかかる重量が重くなると、振動を受けたときに大きく揺れるからです。そのため各社軽量化を進めてきています。

ニチハ

1956年に創業したニチハは、外壁材だけではなく、さまざまな建材を作り出してきたメーカーです。窯業系サイディングとしてはトップシェアを誇ります。ほかにも金属系サイディングも扱うメーカーです。

窯業系としてはプレミアムシリーズが有名です。つなぎ目の目立たないサイディングで、コーキングの必要がありません。特徴的なものとしてウッドチップを使ったサイディングがあり、まるで木造のような雰囲気を作り出せます。

ケイミュー

クボタと松下電工(現パナソニック)が作り出したメーカーがケイミューです。実はどちらの会社にも属した特殊な構造を持つ企業であり、外壁材のほか屋根材、雨どいなども作っています。

ケイミューのサイディングの特徴は、深彫りと軽量でしょう。印影がはっきりわかるほどの深彫りは、立体的な造形を作り出します。厚みを必要としますが、空気の層を作り出すことで、驚くほど軽量です。

旭トステム

LIXILグループの朝日トステムは、住宅外装材を専門としているメーカーです。窯業系サイディングを中心に、金属系、樹脂系も生産しています。

旭トステムのAT-WALLは、とても豊富なラインナップを持っており、さまざまなデザインに対応できる幅広さが特徴です。防火性・耐候性にも優れており長く安心して使えるサイディングになっています。

金属系

金属系サイディングは、軽量な金属を中心にした外壁材です。すべて金属でできているわけではなく、裏側には断熱材を使い、表面には塗装を施しています。

金属というと重いイメージがあるかもしれませんが、窯業系サイディングの重量と比べ1/3~1/5程度の重量しかありません。強度も高いことから薄くて使い勝手がいい建材です。

金属系サイディングのシェアはどんどんと進んできており、10%を超えるようになりました。圧倒的に窯業系が多い中でも、使い方に違いが出てきているのがシェアに影響しています。重ね張りという修繕方法も、軽くて薄い金属系サイディングがあるからこそできる方法です。

デメリットは、軽くても金属であることから逃れられない部分です。アルミサイディングなどもありますが、金属には腐食という問題があり、水分には強くありません。そこで外壁塗装が表面に塗膜を作り守っているのです。窯業系サイディングは水分を吸収することで雨漏りなどのリスクがありましたが、金属系サイディングはさびて劣化するというリスクがあります。

さびると強度を失うだけでなく、健全な塗装も押し出して剥がれるのが問題です。雨水も侵入しやすくなり、やがて雨漏りすることも出てくるでしょう。早めの修繕が必要になります。

アイジー工業

金属サイディング最大手のアイジー工業は、計量かつ高い耐衝撃性能と防火性能をもつサイディングを作っています。カーボンニュートラルにもチャレンジするなど、省エネ化などにも努めてきました。

アイジー工業の金属系サイディング、アイジーサイディングは独自のサンドイッチ構造を持っています。断熱材を一体成型したことによって、軽量で寒冷地にも強いサイディングになりました。角周りなども専用部材が用意されており、非常に美しく仕上がります。

YKK AP

アルミサッシといえばYKK APといわれるほどの有名メーカーです。一貫生産体制にこだわっており、ほとんどのものを自社で作り上げるのがこだわりの部分となりました。

YKK APのアルカベールは、さびに強いアルミを使った金属系サイディングです。経年劣化の少ない構造を作り出しており、木目調のシリーズまであります。天然素材のような美しさを持っているのもアルカベールの特徴となりました。

ニチハ

窯業系でも登場したニチハは、金属系サイディングでも有名です。NS型 ネオスパン プレミアムは非常にシャープなデザインで防耐火認定も取得している優れた外壁材となっています。独特な風合いをデザインも多く、耐候性にも優れているのが特徴です。

 樹脂系

樹脂系のシェアはわずか1%しかありませんが、北米では非常に人気が高い外壁材です。

樹脂にもいろいろとありますが、塩化ビニルを使うものが多く、軽量かつ強度があります。完全にメンテナンスフリーではありませんが、高い耐久性があり、外壁塗装の必要もほとんどありません。メリットでありデメリットでもありますが、塩化ビニルには塗装しにくいため、あとから色を変えたいと思っても対応が難しくなります。

さらに、つなぎ目を作らないというところも特徴です。

窯業系サイディングの場合には、コーキングしてあるつなぎ目がありますよね。これが樹脂系には必要ないため、あとから劣化する心配がありません。塩化ビニルなので、沿岸部でも塩害に悩まされることもありませんし、水がしみこまないことから凍結して破損する心配もないのです。どんな場所でも使えて環境に影響されない性能は、日本の環境にピッタリでしょう。

また、軽量で耐震性の向上にも一役買ってくれます。重ね張りとして金属系サイディングの代わりに使うことも出てきました。

デメリットは、国産品がほとんどないところです。樹脂系が普及していない理由のひとつで、施工会社もごくわずかしかありません。ハウスメーカーなどでも取り扱っている例はかなり少数です。そのため材料の大半は北米からの輸入に頼っており、既存のサイディングに比べるとどうしても高額になる傾向があります。

ゼオン化成

古河グループの日本ゼオン株式会社、その子会社にあたるのがゼオン化成です。日本ゼオンは塩化ビニル樹脂の大手メーカーであり、合成ゴムなども得意としています。その特徴を生かし樹脂系サイディングを生産しており、優れた性能を発揮してきました。

ゼオン化成のゼオンサイディングは耐久性に優れているだけではなく、弱点といわれてきた防火性・耐熱性にも優れたサイディングです。デザインが少ないといわれてきた樹脂系サイディングではありますが、かなりのラインナップを誇ります。北米のイメージを作りたいときにはぴったりでしょう。

旭トステム

旭トステムには、樹脂系サイディングとしてWALL-Jがあります。シンプルでありながらもアメリカンスタイルや北欧スタイルなど、個性的な外観を作り出せるシリーズです。薄くて接合部分がわかりにくい構造になっており、一体感のあるデザインを構築できます。

木質系

日本の住宅といえば、もともとは木造でしたよね。これは日本の国土に良質な木が多く、建材として活用できたからです。ヨーロッパでは良質な石材があり、木材の質は高くなかったため、石で作る建築がメインになりました。この木材を加工して作られている外壁材が木質系サイディングです。

木質系サイディングというと、既存の木造の壁となにが違うのだろうと思いますよね。木質系サイディングは、無垢材などを加工して耐火性といった必要な機能を持たせて作り上げた外壁材を差します。虫食いなどの問題にも対応しており、強度も高め、風雨にも耐えられる性能を持っているのが特徴です。

風合いとしても無垢材であり、ナチュラルな雰囲気の外観を作るにはぴったりの建材になりました。経年劣化を楽しめる点でも、ほかの外壁材とはかなり違います。

加工してあるとはいえ、木材であることは間違いありません。耐久性も少し劣りますし、メンテナンスの頻度も高めなければいけません。シンニッケンでは問題ありませんが、外壁塗装の難易度が高くなります。

燃えにくくはできますが、準防火地域や法22条区域では使用できないかもしれません。火災の延焼防止のため、建材に指定や制限があるからです。木質系サイディングは、この許可の範囲に入りません。

また、他のサイディングは工場で大量生産できるメリットがあり、価格を抑えられるようになりました。ところが木質系サイディングは、そこまで大量生産できるものではありません。自然の木材を使って加工するため、一般的なサイディングの2倍程度の費用を見なければいけないでしょう。シェア1%程度からもわかるように、工事ができる業者も限られます。

ナガイ

1772年創業の老舗である株式会社ナガイは、本物の素材にこだわり生産を続けてきたメーカーです。住という言葉にこだわっており、人にも環境にも優しい建材を作ってきました。

ナガイのウエスタンレッドシダー外装材は、暖かみのある外見を作り出せます。耐久性にも優れており、通気性のいい木質系外壁材に仕上がっているのが特徴です。美しいだけではなく、地球環境も考えた素材なのは、これからの将来へ向けた大事なポイントになるでしょう。

高広木材

ウエスタンレッドシダー専門店である高広木材は、大正7年創業の老舗です。もともとは国産材も含め、木材ならなんでも扱っていましたが、現在はカナダ産のウエスタンレッドシダーを専門に扱う企業となりました。

高広木材の本実サイディングは、すっきりとしたデザインの中に暖かみを感じられるのがポイントです。横でも縦でも使えるサイディングであり、内装にも使えます。V字の溝を出さないフラット型まであるデザイン性の高い木質系サイディングです。

サイディング外壁リフォームと補修方法

サイディング外壁も、いつまでも新品の状態を保てるわけではありません。メンテナンスにも限界があることから、いつかリフォームするタイミングがやってきます。

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ですが、家の外壁となれば、どんな風にリフォームするか疑問になりますよね。一般的な「撤去して新しくする」だけではなく、取り外さなくてもリフォームできる「重ね張り」も増えてきました。

リフォームのプロセス

サイディング外壁の大半は、細かな修繕とともに外壁塗装をすることがメンテナンスとして重要です。ですが、いつかは限界がやってきます。

リフォームのプロセスとしては2つ。撤去して新しくするか、それとも新しいサイディングを重ね張りするかです。どちらも一長一短があるので、個別に見ていきましょう。

重ね張り(カバー工法)

重ね張りとは、既存のサイディングを残したまま新しい製品を取り付ける工法です。カバー工法とも呼ばれています。

既存のサイディングをはがそうと思えば、手間も時間もかかり、廃棄処分する費用も必要になるでしょう。これが大きな負担になるのは間違いありません。

重ね張りでは、既存のサイディングはそのままにするので費用負担を大幅に軽減できます。これが可能になったのも、薄くて軽量かつ強度のある金属系や樹脂系があるからです。

プロセスとして、まずは破損部分などは補修します。クラックの補修などもしないといけません。重ね張りした後は、既存のサイディングを補修できなくなるからです。既存のサイディングに防水シートなどを設置し、新しいサイディング用の胴縁を設置して取り付けます。

しかし、重ね張りはメリットばかりではありません。既存のサイディングの上に張り付けるため、内部に問題があった場合、補修はより大変です。重量も増加することから、耐震性も低下します。既存のサイディングがあまりに劣化している場合にも使えません。

一部分だけ重ね張りすると、違和感が出る可能性もあります。明らかにサイディングとして種類が変わるからです。広範囲に施工する必要があることも、重ね張りのデメリットです。

張り替え

張り替えは、リフォームとしては単純で分かりやすいものです。既存のサイディングを撤去し、新しく取り替えます。一部分限定で取り換えることも可能です。

サイディング外壁を取り外すため、どうしても時間がかかり、規模も大きな工事にしなければいけません。費用も大きくなります。

しかし、張り替えの場合はサイディングを撤去するため、それまで見えなかった内部の状態確認が可能です。雨漏りがあるようなときなども、内部の補修点検を兼ねれば、あとからカビの被害などで悩む可能性を抑えられます。徹底的に補修できるため、耐震性の向上などを狙った張り替えができるのもメリットです。

補修方法

サイディング外壁のメンテナンスとしては、補修もあります。ひび割れや欠けてしまったときなど、問題個所のみを直して恒久的な補修を目指すのが目的です。そこまで大きなリフォームをしたくないときなども、補修でカバーすることがあるでしょう。一時しのぎの補修はあとから出費を伴うため、根本原因の追究も大切です。

ひび割れや欠けの修繕

ひび割れや欠けてしまった場所は、状態や原因によって補修方法が変わります。

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ひび割れの場合には、現在進行形かどうかが重要です。

ひびが伸びてきている場合、被害を抑えるためにもできるだけ早急に止める必要があります。ひび割れの原因がなにかによっても違いますが、強い力に耐えられるよう一体化をはかる必要があるからです。エポキシ樹脂を使った方法などが一般的ですが、DIYなどでは対応できない領域といえます。

欠けているときも、エポキシ樹脂を使った樹脂モルタルなどで欠損部分を埋める補修方法が使われてきましたが、こちらも専門知識と技術が必要です。

ヘアクラックなど表面上だけのひび割れなら、補修材を塗り付けるなどの補修方法が一般的です。ただし、外壁塗装なども必要になるため、範囲が広いならシンニッケンなどの業者の手による補修が必要になるでしょう。

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目地の補修

サイディング外壁につきものなのが目地です。

サイディングを取り付けるときにできる隙間もありますし、お互いがぶつかって損傷しないように作られます。でも、そのままでは雨水が入りますよね。そこでコーキング材を使って埋めています。

このコーキングも時間とともに劣化します。外壁塗装などよりも早く劣化すると思えばいいでしょう。早ければ2~3年で劣化が見られることもあるからです。もちろん、施工の精度によって違いますが、10年は持たないと思っていいでしょう。コーキングが劣化してくると、水が浸入するかもしれません。そうなる前に、補修する必要があります。

メンテナンス方法と周期

サイディングのメンテナンスの方法といわれても、いつしたらいいか、どれぐらいの周期で来るか分かりにくいですよね。

まずは、なぜ塗装しなければいけないかという必要性とサイクルを考えてみましょう。さらに汚れの落とし方など、DIYでもできるメンテナンス方法をご紹介します。

塗装の必要性とサイクル

サイディング外壁は、建物の一番外側にあります。屋外に位置することから、さまざまな刺激を受け止めます。日差しや風雨にさらされている部分だからです。

サイディングの特徴によっても変わります。窯業系や金属系、木質系サイディングは、水分が弱点です。窯業系や木質系なら浸透しますし、金属系は腐食の問題があるでしょう。つまり、水という存在から守ってあげなければいけないのです。

外壁塗装はサイディングを守る盾となります。それだけ過酷な条件を受け持つわけですから、劣化は避けられません。再塗装する日までがメンテナンスのサイクルになるわけです。

条件はいくつかあります。まずは外壁塗装に使った材料です。

一般的な評価として考えると

アクリル<ウレタン<シリコン<フッ素

といった順番で耐久性が高まります。

ですが、条件はこれだけではありません。次に環境の問題があります。日差しの強いところ、雨風や雪が当たる面、海風など諸条件がかかわります。条件が厳しくなれば劣化は早まるでしょう。

次に大きな問題が施工の精度です。同じ塗料を使っても、職人の技術力によってサイクルに違いが出てきます。

塗料だけで耐久性が語られることがありますが、そもそもナンセンスです。たとえばフッ素を使ったとしても、下地処理の精度が低いと、どんなに高級塗料でも特性は生かせません。すぐに剥がれることもあるわけです。もちろん、すぐに剥がれたら施工不良だとわかりますが、中途半端な期間で劣化することもあるわけです。

となれば、塗料の種類で大体の予測はつくけれど、いつ再塗装の時期が来るかといえば「点検」しかありません。10年以上持つといわれるフッ素やシリコンでも、施工が下手であれば、もっと短い期間でメンテナンスがやってくるからです。そうなる場合は、数年ごとにシンニッケンの無料点検を利用してみるといいでしょう。劣化の進行具合などもわかりますので、本格的に再塗装する時期も見えてきますよ。

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汚れの落とし方

外壁塗装に汚れがつくと、きたなく見えますよね。できれば清潔な状態に保ちたいものです。

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汚れを落とす方法はいくつかあります。安価に手に入るようになった高圧洗浄機を使う方法もあるでしょう。手軽にできそうに見えますよね。電源と給水ができれば使えますが、実は外壁塗装には向いていません。

家庭用の高圧洗浄機はそこまで圧力が強くありませんが、それでも外壁塗装も傷つけます。高圧洗浄機の水が外壁塗装と汚れの区別ができるわけはないですよね。つまり、一緒に落としてしまうわけです。全部落ちることはありませんが、表面を傷つければ劣化が早まりますので、高圧洗浄機はやめたほうがいいでしょう。

簡単な方法は、外壁用洗剤と柔らかいスポンジの組み合わせです。普通のスポンジだと手が届きにくいので、柄のついた浴槽用のスポンジを使うといいでしょう。柔らかいスポンジで塗装面にも傷を付けないで洗えます。足場が限定されている中でも遠くまで洗えるので便利です。

コーキング補修

コーキングは時間とともに劣化してきます。いずれメンテナンスしないといけない場所ですので、DIYで施工されるかたも多いでしょう。

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コーキングを打ち替えるときには、既存部分はできる限り撤去します。マスキングしてプライマーを塗り、コーキング打設後は美しく仕上げるとともに密着するようにヘラで押し込めばでき上がりです。

問題は増し打ちです。基本は増し打ち禁止だと思ってください。

既存のコーキング表面は付着しにくく、さらに汚れていてプライマーを塗っても付着強度が上がりません。側面の面積も少ないため、剥がれ落ちてしまいます。

しかし、例外もあります。サッシ周りなどコーキングが薄く作られている部分です。無理にはがそうと思うと、下にある防水層に傷をつける可能性が出てきます。リスクが高い場所になるため、増し打ちするのが基本です。

外壁材としての費用

サイディングっていくらすると思いますか?新築のときやリフォームするときなら、見積もりを見るからわかりますよね。でも、どれぐらいか知らないと、メンテナンスの相場も見えてこないでしょう。

新築時の費用相場

まずは、一般的なサイディングの㎡単価を見てみましょう。

窯業系サイディング             2,000~6,000円

金属系サイディング             2,000~8,000円

木質系サイディング             5,000~10,000円

樹脂系サイディング             2,000~9,000円

※1㎡あたり

大体この辺りと考えてください。施工業者や輸入費用にかかわる為替の変動などでも変わってきます。

注目すべきポイントは、樹脂系と木質系です。

シェアの大きな窯業系や金属系は生産量も多く単価は安定しています。その2つに比べ、後半2つは国内生産も少なく、施工業者も限られるのがデメリットです。単価も上昇しやすくなっています。

ただし、将来的にメンテナンス費用がかかりにくい樹脂系サイディングは、トータルコストとしてみるとこの相場以上に安くなるでしょう。逆に木質系はメンテナンス周期が短いため、もっと大きくコストがかかります。

リフォーム・塗装・補修時の費用相場

リフォームや外壁塗装、補修となると簡単に相場は出てこないですよね。

元の形状、地域の特性、塗装の種類と時期、補修方法などによって費用は大きく変わります。つまり、標準とすべきところがなくなるので、相場という感じで出てきにくいのです。

張り替えの場合

2階建て30坪として割り出すと180~300万円といった金額がよく出てきます。つまり、㎡単価では計算しにくい部分があるからです。

既存の壁の種類によっても違います。施工環境でも単価は変わるからです。新築よりも条件が複雑ですので、あくまでも目安のひとつとしてみてください。

カバー工法の場合

撤去工事が必要なくなり、処分費用もかかりません。工期も短くでき費用削減できることから100万円~250万円あたりが一般的な相場ですが、やはり条件によって変わります。

外壁塗装

30坪とすると、一般的に80~180万円あたりが相場といえるでしょう。開きがあるのは塗料の種類や施工条件で工期も差が出るからです。施工時期も大きく影響します。

シンニッケンでは無料診断がありますので、利用して現状を調査するのが相場と照らし合わせる近道です。

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補修

なにをどこまで補修するかで違います。

窯業系サイディングで部分的に補修する場合、10万円近くかかることもあるからです。ひび割れも状況や原因によって違います。原因によっては、ひび割れだけではなく、基礎や躯体側から工事しなければいけないこともあるからです。

コーキングは900~1200円/m程度はかかりますが、これも全体でどのぐらいの長さになるか、撤去の手間も含めて検討しなければいけません。あまりに短いともっと割高になりますし、長くなれば安くなるかもしれないからです。足場の必要性なども影響します。

デザインと耐久性

サイディング外壁は、時代とともにさまざまなデザインが作られてきました。これから家を建てようと思ったら、人気のデザインが気になりませんか?どのようなものがあるか、質感や耐用年数の問題、現在のサイディングの進化も含めてみていきましょう。

人気のデザイン

いろいろな種類が作られてきたサイディングも、なかなか個性的なものが増えています。外壁塗装の方法にもつながりますよ。

木目調を取り入れる

サイディングの加工技術が進み、さまざまなテクスチャが利用できるようになりました。面白いものが増えてきた中で、懐古的ともいえるのが木目調です。

シンプルな色合いに対して木目調を入れ込むと、これだけで雰囲気は柔らかな日本建築に変わります。シャープな線が多い現代建築に柔らかな木の雰囲気を取り入れるのはとても人気です。

縦に違うテクスチャ

外壁というと、すべて同じテクスチャを取り入れがちですが、どうしてものっぺりしますよね。そこで、縦に違うテクスチャを取り入れてみるのが人気です。

色も違うサイディングを2階までなど縦長に取り入れることで、大きく見えるようになります。オシャレな感じにもなり、細長く見えることでシャープなデザインに変わるでしょう。

質感の違い

質感もいろいろなものが作られてきた中で、サイディングとは思えないものも増えてきました。これは本物じゃないの?と思うものがたくさんありますので、一部ご紹介していきます。

レンガ風

レンガ壁とは、焼いたレンガを積み重ねて作るものです。ですが、耐震性の問題などもあって、住宅で実現するのは難しいでしょう。

ところが、サイディングの作製技術が進み、ほとんど見分けがつかないほどのものが出てきました。色合いも美しいレンガにできることから、クリア塗装などでデザインを生かす方法がとられます。

サイディング自体のつなぎ目も最小限にできる工法を使えば、さらに風合いが増すでしょう。

クールで独特な鏡面仕上げ

表面を美しく作り上げている鏡面仕上げは、独特の雰囲気を醸し出します。金属系サイディングだからこそできる美しさは、ほかにはない独自性を打ち出せるデザインです。

鏡面仕上げにすることで、クールに見せるだけではく、平滑な面が汚れをつきにくくできます。立体感も高めるため、とても人気になりました。

コンクリート打ちっぱなしに見せる

窯業系や金属系サイディングには、まるでコンクリートのような仕上がりに見せられるものがあります。外壁塗装の仕上げにもよりますが、ほとんど違いがわからないほどに作れるようになりました。

 サイディング外壁の総合ガイド

コンクリート打ちっぱなしは、独特な風合いがあります。しかし、表面の中性化による劣化や型枠を抑えていたPコンなど構造上必要なものがデメリットになるといったことがありました。サイディング外壁にすると、このような問題がありません。内装にも影響を与えないため、自由なデザインが作れます

耐用年数

サイディングは、外壁として耐用年数があります。環境や施工などの条件によりかなり変動しますが、大体この程度という目安と考えてみてください。

特に外壁塗装の状態に影響を受けやすいことからも、シンニッケンの無料診断を利用するなど状態確認が大切です。

窯業系 20~30年

金属系 20~30年

木質系 15~25年

脂系 20~30年

おおよそ30年ぐらいは持つという認識でいいでしょう。ですが、10年以上の開きがあると思いませんか?これが建築環境や外壁塗装などのメンテナンスによる影響です。

例えば外壁塗装のメンテナンスをしなかったとします。どんな環境でもだんだんと影響が増え、やがてサイディング本体にダメージが見られるようになるのです。ほとんどのサイディングは防水性能がありません。つまり、守ってくれる盾なしに、耐久性の維持はできないということです。

ただし、樹脂系は基本的に外壁塗装の必要はありません。塩害などの影響も受けにくいため、耐用年数が長くなります。部分的な張り替えにも対応できるので、小さなメンテナンスを繰り返していけば長く使えるでしょう。その代わり、塗り替えもできません。

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近年のサイディングの進化

サイディングもどんどん新しい技術が投入され、進化してきています。見た目だけでも結構違いがありますが、性能的にも大きく変わってきたのです。デザイン以外の部分も見ていきましょう。

一番の進化は耐久性です。

サイディングの耐久性をみても、かなり長いと思いませんか。耐久性の向上とともに、メンテナンスの手間も少なくなり、コストも下がってきています。うまく付き合っていけば、30年以上でも平気なことも出てきました。

取付方法にも違いが出てきており、つなぎ目がほとんどわからなくなっています。目地を作らずに取り付けられるものもありますし、重ね方にも工夫がみられるようになりました。コーキングの劣化も気にしないで済むため、長く使えるようになるのです。

カラーバリエーションも増えています。デザインにかかわる部分ですが、サイディングに使われる外壁塗装の進化ともいえるでしょう。セルフクリーニング機能などもあり、サイディングを守る能力も進化しているのです。

業者選びとDIYの注意点

メンテナンスするなら、業者選びが大切ですよね。技術によって大きな差が出てくるからです。

ですが、普段からお付き合いがある業者がいるならともかく、誰もがそうとは限りません。どのような視点で選べばいいのでしょうか?

業者選びのポイント

日本には外壁関係の業者がたくさんあります。ハウスメーカーもありますし、工務店さんに相談されることもあるでしょう。必要な部分を個別にお願いするという方法もあるはずです。

 サイディング外壁の総合ガイド

外壁のメンテナンスとして考えると、必ずといっていいほど仕上げには外壁塗装が欠かせません。ここでポイントなのは、塗装業者の能力です。塗装は施工技術の影響が大きくなるのは、サイディングと大きな違いです。

サイディングは工場で生産されており、一定の品質を維持できるように作っています。ばらつきも少ないのは、管理された環境の中で生産されているからです。

外壁塗装はそうはいきません。足場で囲ったとしても、自然の環境の中で施工します。仕上がりにも差が出てくるということは、耐久性にも違いがあるということです。つまり、同じ金額を支払っても、技量が高くないと望む耐久性が得られないかもしれません。

さて、ここで大事な「技量をはかる」ことですが、どうやって判断しますか?名前だけでもわかる部分はあります。例えばシンニッケンなら、業界のリーディングカンパニーとしての知名度があるわけです。これだけでも、多くの物件を手掛けてきた経験があるのがわかるでしょう。

経験があれば、対応力が広がります。仕上がりも優れているからこそ、長年経営してきたのです。規模も同様で、信頼関係が構築できなければ大きくなれませんよね。

ここは勘違いしてほしくないところですが、小さい企業だから悪いわけではありません。経験や実績という面を見極め選んでほしいということです。これが長期的なライフサイクルにもつながります。

複数社の見積もりを比較する

相見積もりっていうと、どこかで後ろめたい感じもしませんか?しかし、実際にはいろいろな情報を分析できる大事な資料です。複数見積もりを取って値引きをお願いする。これだけの意味で使うには、余りにももったいないことでしょう。

相見積もりでわかることは、まずは料金の違いです。これは見た目ですぐわかりますよね。相見積もりを取る理由のひとつです。

次に内容を比べましょう。同じ工事だったとしても、内容は違いますよね。一式と書かれているかもしれませんし、細かく内容が記されているかもしれません。仮に一式だったとしても、なにをするかわかる明細は添付してもらうのが一般的です。書かれていないとなにをするかわからないからです。

となると、工事の内容比較ができます。どんな材料を使うか、工事期間などもわかるでしょう。差があれば質問もできますよね。 1社でははっきりしなかったことも、2社以上になると違いが疑問に変わるのです。

相見積もりが業者選びでは大切だということがわかるでしょうか。きちんと答えてくれるところなら、安心して依頼できますよね。そんな違いを見極めるためにも相見積もりは利用できるのです。

DIYでの塗装や修繕

最近はDIYでやってみようという人が増えていますよね。ですが、なんでもできるわけでもないのです。特に高所作業を伴う外壁塗装は、ライフサイクルの面でもリスクが高すぎることを理解したほうがいいでしょう。

DIYは、ホームセンターやインターネットでさまざまな材料が手に入るようになって、一気に拡大しました。施工方法などもYouTubeなどの動画でたくさん見ることができますよね。ですが、見たことが自分でできるわけではありません。道具も技術も知識もあるからこそ、できることだからです。

外壁塗装の場合、手が届かないところも出てくるためDIYには向いていません。高所作業になるめ、安全な設備を用意しなければいけないでしょう。作業場所の確保としても足場を組めるかといえば、ほとんどの人はできませんし、材料も用意できないはずです。

 サイディング外壁の総合ガイド

脚立でやる人も多いですが、重心が高くなり非常に不安定です。横に移動できないことがデメリットなので、無理に手を伸ばす人も少なくありません。1mの高さでも墜落すれば大けがです。脚立には安全帯などを付ける場所などないのですから、墜落も含めた危険だらけなのです。

塗装の精度でも考えてみましょう。下地の処理次第で塗装の寿命は大きく変わります。仕上がりにも影響する部分ですが、サイディングの状態はいつも同じではありません。そのような状況で適切な下地処理ができるでしょうか。

木質系サイディングのように、どんどん材料を吸い込む素材もあります。どこで止めるべきか、どんな影響が出てくるかというのは、経験がなければ無理な話なのです。

補修で大事なことは原因の追究です。なぜそうなったのか、原因の部分を知り対応しないと補修になりません

もちろん、塗装の一部だけを塗り直すようなタッチアップ、小さな欠けを直すなどはDIYでいいでしょう。範囲を見極め、無理しないことが大切です。

まとめ

サイディングのことが少しでも見えてきたでしょうか。同じように見えるサイディングも種類によってこれだけ違います。種類が違うのですから、補修にも違いが出てくるのです。

さまざまな知識が必要で、道具も選ばなければいけません。安全作業のために足場も必要でしょう。こうなるとDIYでは太刀打ちできない世界になるのです。

樹脂系サイディング以外は、メンテンナンスとして外壁塗装が欠かせません。いつごろ再塗装すればいいか、シンニッケンの無料点検を利用してはいかがでしょうか

早めに対処していくことがサイディングの寿命をのばします。長く住み続けるためにも、安心できる住環境を維持するためにもとても大切です。

シンニッケンでは、補修やリフォームに関するお問い合わせにも対応しておりますので、外壁のことなら何でもご相談ください。

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