沖縄の外壁塗装とは？
最終更新 ： 2025.07.29
青い海が広がり、独特の文化が残る沖縄。
そんな沖縄での外壁塗装は他の地域とどのような違いがあるのでしょうか？
独特の気候環境にある点が外壁塗装としても大きな注目ポイントです。
本記事では、沖縄の気候が外壁塗装に与える影響や、注意点などを解説いたします。
沖縄の気候と外壁塗装
沖縄の環境といえばどんなイメージがありますか？
沖縄の環境は外壁塗装にとってはメリットとデメリットが共存します。
良い部分もあれば、気を付けるべきポイントもあるため、ひとつずつ解説していきましょう。
台風や紫外線の影響
沖縄の年間降水量は2000ミリ、日本国内の降水量ランキングでも上位に入ります。
特に梅雨時期の5～6月、台風の影響を受ける8～9月に集中して雨が降ります。
台風は、本土が年間約6つの台風が接近するのにくらべ、約8つとかなり差があり、丸1日以上台風の影響を受けるケースも珍しくありません。
酸性の雨は外壁の塗料を溶かし劣化を進めます。
さらに強い雨が塗装面にぶつかると表面を削ってしまうこともあり、台風が発生しやすく、降水量の多い沖縄では外壁塗装に大きな影響を与えます。
雨だけでなく、紫外線の影響も無視できません。
紫外線は外壁塗装の樹脂成分を分解し、含量も分解・劣化させるため色あせやチョーキング現象をひきおこします。
湿度と塗膜の劣化
沖縄は、海で囲われていることもあって、通年で湿度が高いため、あまり空気が乾燥しません。
塗装する場合には、気温5度以上、湿度85％以下というのが、塗料メーカーなども指標として出されています。
沖縄の湿度は冬でも70％弱、梅雨時期には80％以上に達します。
施工方法によって、高湿度でも対応できる方法がありますが、湿度が高いと色むらを起こしやすかったり、艶が出にくくなるといった悪影響を及ぼします。
塗膜のなかに水分がたまってくっつかない状態になってしまった場合、すぐに塗装がはがれてしまうので、非常に悪い品質となるため、湿度は注意しなければいけません。
関連記事：外壁塗装にふさわしくない月とは？理由と時期を選ぶポイントを紹介
沖縄でおすすめの塗料
台風が多く、紫外線の強い沖縄で塗装する際におすすめ塗料についてご紹介しましょう。
耐久性のある塗料
沖縄での塗装条件として、耐久性が高い塗料を選ぶことが大切です。
通常、塗料は紫外線に当たると、ラジカルというエネルギーを発生させ、これが塗料を劣化させ、色のもとになっている顔料にダメージを与えるため、チョーキング現象を引き起こします。
そのため、ラジカルを発生させにくくするラジカル制御型塗料がおすすめです。
防水性能のある塗料
沖縄は降水率、台風が多いため、防水性のある塗料がおすすめです。
外壁塗料は樹脂でできているため、基本的に防水性をそなえています。
しかし、劣化することで防水性が失われるため、耐久性の高い、寿命の長い塗料を選ぶことが防水性の面でも重要になるでしょう。
環境にやさしい塗料
環境に対する負荷は、一般的な生活でも注目されるようになってきました。
シンニッケンも社会で活動する企業として、環境にやさしい塗料を開発してきました。
もちろん耐久性が高く、防汚性や小修整、防水効果も高いハイグレードな塗料です。
紫外線にも強く、ロングライフを実現できるのは、大きな違いとなって現れるでしょう。
ご相談いただければ、現状の塗装の状態を含め無料で診断しております。
沖縄で外壁塗装を行う際の注意点
沖縄では外壁塗装の塗り替えは、建物を守る重要なポイントになります。。
では、どのようなところに注意していけばいいでしょうか？マイホームを守るためにも、ここをしっかりと押さえておきましょう。
下地処理
外壁塗装の塗り替えをする場合、最初の大事なポイントは外壁の状態です。
外壁がボロボロの上に再塗装しても、先に外壁が壊れてしまう可能性や雨水などの侵入が考えられます。
そのため、外壁塗装の前段階としてひび割れの補修と外壁洗浄で汚れをしっかりと落としていくことが大切です。
下塗りの重要性
外壁塗装の下塗りは、以下の目的があります。
- 塗料の密着性向上
- 塗料の過度な吸い込み防止
- 下地の調整
- 発色・つやの向上
適切な下塗り材を選び、丁寧な作業を行うことで外壁塗装の仕上がりと耐久性を向上させる大切な工程です。
施工期間と台風対策
沖縄では、台風が多いため、外壁塗装する場合も台風対策が重要です。
台風対策では、台風が来る前に施工を終わらせたり、台風後の影響がない状態で作業を行うなど日程調整が重要となります。
シンニッケンでは、特に台風が接近しやすい時期は、余裕を持った施工期間を持ち、柔軟に日程調節をおこなってきました。
また、台風対策として足場の管理も欠かせません。足場には外部に影響が出にくいよう、シートを張りますが、このシートが、台風の風を受けて崩壊する事故はあとが絶たないのも事実です。
シンニッケンでは、台風の接近に合わせてシートを畳んだり、必要に合わせて壁つなぎを行っています。
状況に合わせて安全策をとることで、安心して施工をお任せいただけます。
沖縄での外壁塗装費用と助成
沖縄での外壁塗装の費用相場は以下の通りです。
| 延坪数 | 費用相場 |
| 20坪 | 90～110万円 |
| 30坪 | 90～130万円 |
| 40坪 | 100～160万円 |
| 50坪 | 120～200万円 |
| 60坪 | 140～220万円 |
使用する塗料の種類や住宅環境、補修内容などによっては費用は変動します。
助成金やサービス活用
外壁塗装はとにかくお金がかかりますが、市町村によっては外壁塗装に活用することができる補助金・助成金があります。
沖縄の補助金・助成金情報は以下をご確認ください。
▶【2025年・2026年】沖縄県の屋根塗装・外壁塗装・リフォームに助成金を市町村別に解説
関連記事：外壁塗装は助成金や補助金は使える？助成金・補助金の調べ方、申請方法
沖縄の外壁塗装業者を選ぶポイント
沖縄で外壁塗装の塗り替えをしたいとき、どうやって業者を選ぶといいでしょうか。
外壁塗装業者を選ぶポイントをご紹介します。
実績や口コミの確認
最初に確認してほしいのが実績です。
スマホやパソコンでホームページを確認したり、グーグルマップや口コミサイトで実際の利用者の口コミを確認することでどんな業者か簡単に調べることが可能です。
無料見積もりや相談サービス
見積もりでは、現地調査に業者がご自宅に伺います。
その際の担当者の対応や、提示された見積もりに注目してみましょう。
専門的なことも一般のお客さんにわかりやすく説明してくれるか、見積もりが一式などまとめてかかれているのでなく、詳細に書かれているかといった点がポイントです。
安心できる保証と対応力
外壁塗装を行う上で、近隣とのトラブルや、塗料が予期せぬところに飛んでしまうなど様々なトラブルが予想されます。
沖縄の環境特有のトラブルとして高い湿度による施工不良なども考えられます。
施工後に一定期間の品質保証やアフターフォローがある業者を選ぶことで安心して任せることができるでしょう。
地域密着型の業者の選び方
地域密着型の業者では、特有の気候条件や環境を熟知しています。
また、補助金や助成金情報についても知っているため、必要な書類のそろえ方や、申請方法のフォロー体制も整っています。
もちろんシンニッケンでは、地域密着型として補助金や助成金の無料サポートを行っています。
お気軽にご相談ください。
まとめ
沖縄での外壁塗装は、台風や紫外線の影響を考えながら行う必要があります。
業者の選び方も、条件に合わせて考えなければいけない重要なポイントです。
シンニッケン沖縄支店では、沖縄の気候を十分に理解し、自信を持って対応してきました。
助成金の申請もシンニッケンなら無料で対応いたしますので、まずは専門のスタッフが行う無料見積もりや診断をご活用ください。