外壁塗装の保証期間は危険がいっぱい?トラブルを回避するための知識

最終更新 : 2025.07.31

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外壁塗装の保証について詳しく見ていきましょう。

外壁塗装の保証期間はリスクがある

外壁塗装には、「保証期間」が定められていることがあります。

なんのために保証期間があるのかといいうと、保証期間中は品質的に問題が起きるとは考えにくいからです。

もしものときの保証であり、少しでも設定されている方がメリットがあると言えるでしょう。

しかし、現実的な問題で見ると、外壁塗装の保証内容は一貫性がありません

業者や所属団体などでも内容が異なります。

また、保証が受けられると思ったら、実は対象外というケースも多く、信用できる保証とはいえません。

外壁塗装は自然にも影響される工事なので、少しでもリスクがある以上、保証について理解しておく必要があります。

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外壁塗装の保証期間の種類

外壁塗装の保証期間を大きく分けると自社保証と団体保証に分けられます。

それぞれの違いについて解説しましょう。

自社保証

自社保証とは、その名前の通り、自社で施工内容に問題があれば対応する保証です。

塗料などの種類に影響を受けず、工事に関して保証を受けられます。

保証期間は一般的に3年、5年、10年で設定していることが多いです。

問題点として、施工会社がつぶれてしまった場合、保証できなくなるというリスクがあります。

また、適用条件の問題もあります。

小規模の会社であっても大きな保証が設けられている場合、いろいろと理由を付けて拒否される場合も少なくありません。

団体保証

施工業者が加盟する団体による保証ですね。

団体もいくつかありますが、これらに加盟しているところが保証してもらえるシステムです。

団体として有名なところでは、建築産業専門団体連合会があります。

外壁塗装やリフォーム会社などが加盟している団体で構成されている連合会で、国土交通省の管轄です。

建専連と呼ばれますが、長期性能保証制度があります。

団体をチェックする場合は、加盟数の数に注目しましょう。

加盟数が多くなれば、それだけ多くのお金が集まり、保険料も安くなり、多くの保証が受けられます。

長期性能保証制度の保証を受けるには施工業者のミスが認められるケースに絞られます。

施工業者に問題がないとした場合には保証が受けられません。

例えば施工はしっかり行われていたが、判別できない問題が起きて生じたなら保証外です。

関連記事:外壁塗装でトラブル!?失敗しないポイントを解説

保証期間で対象となるトラブル

外壁塗装で起こるトラブルには、いくつかの種類があります。

どのようなトラブルが起こるのかを知ることで、保証対象になるか判断できるようになります。

色あせ

外壁塗装の色が徐々に変化した状態です。紫外線などの問題もあり、時間とともに塗装の色は変わります。

あまりに短時間で現れた場合には、さらに悪化する可能性があります。

チョーキング

チョーキングは、外壁塗装に白く粉状の物質が現れる状態です。

外壁塗料は樹脂で作られており、何らかの劣化で、剥がれ落ちてきたものが白い粉になって現れます。

一般的に外壁塗装の劣化サインとされている症状で早期には現われません。

ひび割れ

塗料に使われる樹脂は結合性が強く、外壁塗料は簡単にひび割れません。

紫外線劣化や外壁の問題でひび割れが起きるのが一般的です。つまり、単時間で変化が出るものではありません。

原因として下地処理の失敗などが考えられます。

早期に現れたときは、原因の追求とともに補修が必要です。

関連記事:外壁のひび割れは補修が必要?手遅れになる前に補修対応

塗装の剥がれ

ひび割れが起こることによって塗装の剥がれを引き起こします。

外壁塗料は樹脂であると同時に接着剤と似た性質を持ちます。つまり、外壁と付着性能が高くなるよう作られた材料です。

簡単に剥がれ落ちることは起こらないため、早期に起こる場合には、下地処理など施工不良の可能性が出てきます。

付帯部分の劣化

外壁塗装には、雨どいなど付帯部分と呼ばれる場所があります。

こうした部分の扱いは、契約によって違いがありますが、保証対象として含まれているかで対応が変わります。

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保証期間なのに起こる外壁塗装のトラブル

保証があれば安心と思うのは当然です。

しかし、実際に保証期間内であってもトラブルになるケースもあるため、どのような問題が隠れているか理解しておきましょう。

対象外だった

保証は範囲が決められていますが、保証範囲以外の保証はしません。

よくあるのは、自分たちは保証範囲内だと思っていても、業者側の判断として範囲外となるケースです。

施工前の段階から、保証の範囲などを明確にすることで避けることができるでしょう。

契約内容を書面などで残しておくとことで明確にすることができます。

倒産していた

自社保証でよくありますが、倒産すれば保証する人がいません。そうなると、どんなに優れた保証システムがあっても役に立ちません。

対策は容易ではありませんが、できるだけ大きな規模の施工業者に依頼できれば、リスクは下げられます。

そもそも対応してくれない

これも会社の規模に影響される問題です。対応してくれないと、保証もまったく役に立ちません。

経営問題によって保証ができない、規模が小さくて保証対応が難しいなど原因は様々です。

会社の規模が大きいこと、これまでの実績などから保証をしっかりと行ってくれる業者かを見極める必要があります。

関連記事:外壁塗装で悪徳業者を見分けられる?後悔しないための知識まとめ

外壁塗装の保証期間の重要ポイント

外壁塗装の保証期間を見極めるうえで重要になるポイントがいくつかあります。

保証期間が10年以上は要注意

施工してから10年の期間は、外壁塗料の劣化が現れる始める時期です。

そのため、初期の施工不良とは言えません。

保証の目的は施工不良や初期の問題に対する対応なので、10年以上の保証期間を設定することは、本来の目的から逸脱するためあり得ないといっていいでしょう。

設立が10年以内

設立10年以内の会社の場合、規模的な問題が出てきます。

この年数では企業耐力が付いていないと考えられ、経験の面でも、設立10年では対応力に不安があります。

無償対応の範囲の確認

無償で対応できるのはどこまでか確認が大切です。

範囲がはっきりしていれば、安心できますし、逆に不明確なら保証は機能しない可能性が高まります。

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信頼できる業者を選ぶこと

信頼できる業者を選ぶことは、なによりも重要です。

保証期間も大切ですが、もっと大事なことは、できないことはできないとはっきりさせることでしょう。

無理やり工事をした結果、失敗するケースも少なくありません。

例えば安定して施工できない季節に、短時間で施工したとしたら、品質に不安がのこりますが、施工条件など、明確にできる業者では安心することができるでしょう。

シンニッケンは、見積もりの段階でできないことははっきりさせることが方針です。

もしも剥がれや色あせが起きたときは塗り直しします。それほどしっかりとした対応を決めているからこそ、多くのお客様から支持されてきたのです。

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